今年もこの季節がやってきました。第49回 素人金魚名人戦です。会場は昨年に続き東京都目黒区のトキワ松学園。*素人金魚名人戦の公式ページはこちら。
開会は11時ですが、会場はその1時間ほど前から出陳者やスタッフの方々で、すでにソワソワとした空気に包まれていました。
そして11時の開会式が終わると、もうこの賑わい。すごい熱気です。
そして名人戦名物となっている、配布魚のコーナー。
開会前から整理券を配布しているので、大きな混乱こそありませんが、終始黒山のひとだかり。
それもそのはず、著名なブリーダーをふくめ、愛好家が育てた素晴らしい金魚が、無料で配布されるのですから。
さて、素人金魚名人戦では、出品された金魚は1尾づつ洗面器に入れられ、出品者自らが書いたタグがつけられます。そして会場を訪れた一般参加者にはオハジキが3つづつ渡され、お気に入りの金魚がいたら、洗面器の横にあるペットボトルに好きな数だけオハジキを投票するというしくみ。
最後にその数が集計され、もっとも得票の多い金魚が優勝です。訪れる方はほとんどが一般の方なので、愛好家やマニアの集う品評会とはまたちがう、和気あいあいとした雰囲気が持ち味。
それでは出品魚のご紹介。
ため息ものの東錦。さすが!
今回、僕がもっとも気になった金魚。繊細でとてもきれい。
いいナンキンです。
我が家からの刺客その1.
我が家からの刺客その2.
刺客その3. うちの妻(はちわれ)が飼っているシンプル?な赤出目金ですが、顔つきがよく、とても懐いています。
写真モデルとして稀有な素質をもっているので、7月22日発売の「ときめく金魚図鑑」にも表紙をはじめ、たくさん登場してもらいました。
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我が家からの刺客 その4. こちらも「ときめく金魚図鑑」掲載メンバー。
これも素晴らしく美しい金魚でした!
たなびくヒレが素敵すぎます。
鬼瓦のような顔が、不思議にかわいい。
タグを撮影し忘れました。すみません・・・。
ほ、本気の地金ですね・・・
名人戦では例年安定した人気を誇る水泡眼。
迫力ある大阪らんちゅうの親魚。
出品された金魚たちは以上です。途中番号が飛んでいるのは、参加されなかった方がいた模様。
午後2時の投票締め切りまで、どの金魚たちもめいっぱい愛想をふりまいて頑張りました。
そして表彰式
優勝はNo.18の玉サバ。おめでとうございます。
我が家からの刺客はその1(No.13)の大阪らんちゅうが3位に入賞、その3(No.15)の赤出目金も協賛会社からの賞をいただきました。投票してくださったみなさま、ありがとうございました。
そして毎年この楽しいイベントを主催・運営してくださっている、スタッフの皆さんに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
そしてまた次の夏に・・・
*入賞魚の詳細は素人金魚名人戦の公式ページで。ただし7/18現在、まだ更新されていません。
2017年7月16日 トキワ松学園。
なお、7月22日の発売に先駆けて、この会場で先行販売させていただいた拙著「ときめく金魚図鑑」は、監修者の岡本先生にも大いに推薦いただき、たくさんの方にお買い上げいただきました。こちらもありがとうございました。