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池山会長 開会の挨拶

2015年11月15日(日)、愛知県豊川市の向坂養魚場にて、大阪らんちゅう愛好会の第10回品評大会が開催されました。 

好天にも恵まれて参加者・出品魚や見学者も多く、また、NHK大阪のテレビ取材も入り、たいへん活気ある会となりました。

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魚だまりで審査を待つ出品魚

出品魚は数だけでなくその質も年々向上し、その魅力が高まっています。

ここでは当歳、二歳、親魚の順で各部門5席までに入賞した魚を紹介しますが、上位入賞魚以外にも素晴らしい魚が多いので、出品魚は全て大阪らんちゅう愛好会のホームページで近日中にアップされる予定です。しばし待ちください。

なお今回の審査員は各部門共通で 委員長:池山五郎会長、審査員:川田洋之助・板谷広義の各氏です。

本日の記事ではひとまず当歳魚をピックアップ。

当歳の部
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優勝 出品者:池山 五郎(会長)
 
品のある六輪柄の当歳魚。赤い鼻髭も備えています。

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準優勝 出品者:尾園 暁
 
頭は道具なしで寂しいですが、 目幅があってがっしりした体形に鹿の子更紗。渡りの広い丸尾を備えています。

アライグマの被害でほとんど壊滅した我が家の当歳魚ですが、わずかに残ったなかの1尾。

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3席および池山賞 出品者:仲 幹雄 
 
渡りのある大きな尾に丸手の体型。きれいに染め分けられた更紗模様と、とても美しい当歳魚。 今回から設けられた「全出品魚の中から会長の選ぶ1尾」である池山賞に輝きました。

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4席 出品者:松島 悟 

背中の紅一点が目を引く、バランスのよい体型の1尾。成長すると迫力が増し、より素晴らしい姿を見せてくれることでしょう。

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5席 出品者:尾園 暁

小ぶりな丸手の1尾。やはりアライグマの魔の手を逃れた、わずかばかりの当歳魚から無理やり選んで連れてきました。すでに抱卵しているようで少々腹が出過ぎですが、これも成長した姿を見てみたい1尾です。

個人的には、出品魚がほとんど選べない状況で、準優勝と5席に選んで頂いたことは大変励みになり、飼育を続けていくモチベーションを与えられた気がします。これ以上被害を出さないよう飼育環境には一層気を配り、今後の飼育に取り組んでいきます。

さて、次回、中編では2歳魚の部、優等魚をご紹介する予定です。

2015年11月15日 向坂養魚場にて。