海の日の今日、東京海洋大学 品川キャンパスにおいて、素人金魚名人戦が開催されました。昨年も同じころに同じ会場で開催されており、我が家も金魚を出品したのですが、今年も引き続き参戦することになりました。

この名人戦、素人と冠がつくように、金魚を愛好する人ならだれでも参加できます。お店で偶然見つけたお気に入りの金魚、金魚すくい出身の金魚、さらには愛好家が自分で繁殖させた金魚まで、出品魚もさまざま。

また品評会とは異なり、魚の優劣を競うものでもありません。見る人にいかに訴えるものがあるか、その一点で評価が決まります。会場を訪れた人は受付で3つのオハジキを受け取り、お気に入りの金魚を見つけたら、容器に備え付けられたペットボトルに投票していきます。最終的に集まったオハジキの数で、つまりより多くの人を「へぇ~」、と言わせたり、「綺麗だねぇ」、と言わせた金魚が上位に入るのです。

まずは出品された個性豊かな50尾の金魚たちをご覧ください。番号はエントリー順で、会場でもおおむねこの順番で陳列されていました。

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No.1
出品者:チャアミーさん
品種:東錦
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No.2
出品者:チャアミーさん
品種:朱文金

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No.3
出品者:ひなた さん
品種:江戸花房

*個人的にとても気に入った金魚。淡い色合いと花房の組み合わせが素敵です。

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No.4
出品者:ひなた さん
品種:桜錦

*色鮮やかで体型も素晴らしい桜錦。こんなふうに目があったら連れて帰りたくなってしまいます。

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No.5
出品者:ミスターN さん
品種:穂竜

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No.6
出品者:ミスターN さん
品種:白出目ピンポン

*この金魚をふくめ、白っぽい金魚を白の洗面器に入れては、輪郭がぼやけて全然映えず、もったいなかったです。運営側のみなさんは大変だと思いますが、金魚の色を事前に確認し、それが映えるような容器を準備してみては?あるいは出品者が持ち込むようにしてもいいと思います。あるいは土佐錦魚の品評会のように、黒い円板を沈めるとか。金魚の魅力を伝えるというなら、「よりきれいに見せる」ことも大事かなと思います。というか正直、写真をきれいに撮るのが難しいのですよ…

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No.7
出品者:るるー さん
品種:ピンポンパール

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No.8
出品者: るるー さん
品種:変わり琉金

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No.9
出品者:たいち さん
品種:メタリック朱文金

*この朱文金はじめ、いくつかの金魚は横見(横から見ること)の方が、より魅力的なのではないかと思いました。これもスペースなどいろいろ問題はあると思うのですが、出品者の希望に合わせ、ガラス水槽などで横見の展示をしてもよいのかなあと思います。

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No.10
出品者: たいち さん
品種:キャリコ

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No.11
出品者:しいもと さん
品種:銀魚

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No.12
出品者: キウチ さん
品種:銀魚


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No.13
出品者:よこしま さん
品種:らんちゅう

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No.14
出品者: よこしま さん
品種:らんちゅう

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No.15
出品者:のーちん さん
品種:オランダシシガシラ

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No.16
出品者: のーちん さん
品種:ライオンヘッド

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No.17
出品者:てんま さん
品種:バルーンオランダ

*大きく立派な体格なのですが、実に可愛らしかったです。

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No.18
出品者: てんま さん
品種:丹頂

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No.19
出品者:にてん さん
品種:東錦

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No.20
出品者: にてん さん
品種:日本オランダ

*まさに見本のような色柄、体型の日本オランダ。こんないい魚を見ると感動さえおぼえます。素晴らしい…。

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No.21・22
出品者:ぴよ さん
品種:和金

*仲良し夫婦の和金だそう。じっさい、2匹ずっと寄り添っていて微笑ましかったです。

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No.23
品者:セラパパ さん
品種:朱文金

*このあたりも横から見たい金魚たちですね・・・

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No.24
出品者:セラパパ さん
品種:コメット

*見事なコメット。でもやっぱり横から見たい・・・

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No.25
出品者: 叔父貴 さん
品種:獅子頭琉金


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No.26
出品者: 叔父貴 さん
品種:丹鳳

*上の獅子頭琉金とあわせ、顔が面白い(失礼)金魚たち。こうした珍しい金魚が見られるのも、このイベントの楽しみの一つです。

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No.27
出品者: さくらにしき さん
品種:更紗和金

*出品者のさくらにしきさんが「頭もなでられるんですよ~」と話してくださった更紗和金。目の前で実演してくださいましたが、まさにそのとおりでびっくり。どうやったらこんなに懐くのでしょうね。

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No.28
出品者: さくらにしき さん
品種:桜地金

*淡い色合いとモザイク燐がきれいな桜地金に一目ぼれ。なんとも愛らしい金魚です。


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No.29
出品者: マーチャ・ロイド さん
品種:ガトウコウ

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No.30
出品者: マーチャ・ロイド さん
品種:水泡眼

*多くの歓声を浴びていた水泡眼。もうすごい、としか言いようがありません。いやいや、すごい。

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No.31
出品者: カメタロー さん
品種:アルビノ和金

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No.32
出品者: 金魚のめがね 
品種:黒オランダ

*そしてぼくの出品魚その1 黒オランダ。まだ小さいのですが、肉瘤が発達して目が埋もれてしまっています。それでもなんとか見えているようで、人が近づいたり指を差し出すと、ヨチヨチ泳ぎで寄ってきます。

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No.33
出品者: 金魚のめがね 
品種:水泡眼

*出品魚その2 キャリコ水泡眼。某有名歌手さんのお名前をもじり、「きゃりーすいすい」と名付けました。水泡と目の色が左右互い違いになっているのがチャームポイント。このルックスと名前が受けたのか、たくさんのオハジキをいただきました。ありがとうございました。

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No.34
出品者: はちわれ 
品種:出目金

*うちの奥様が出品した出目金(ベールテール)。1年前に奈良県の大和郡山から連れ帰ったものです。マントのように翻る三つ尾がなんとも愛らしい一匹。

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No.35
出品者: はちわれ 
品種:柳出目金

*奥様一押しの柳出目金。出目ながらコメットのようにビュンビュン泳ぐそのギャップがたまらないのだとか・・・桜色の体と大きな黒目がちの目がチャームポイントだそう。


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No.36
出品者: うたお さん
品種:雑種

*不思議な雰囲気を漂わせる金魚。長いヒレが優雅です。

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No.37
出品者: うたお さん
品種:東錦

*昨年の名人戦で配布された魚を育てられたそうです。立派な魚に育ちましたね。こうした出品があるのも、名人戦の楽しいところです。

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No.38
出品者: りょうた さん
品種:琉金

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No.39
出品者: りょうた さん
品種:蝶尾

*人懐っこい赤蝶尾。みんなに愛想をふりまいて、疲れてしまわないかと心配になりました(笑)
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No.40
出品者: Faberge さん
品種:穂竜

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No.41
出品者: Faberge さん
品種:パールスケール

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No.42
出品者: 豊大一高生物部 さん
品種:朱文金

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No.43
出品者: 豊大一高生物部 さん
品種:和金

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No.44
出品者: おっくん さん
品種:琉金

*いや~、きれい。という言葉しか思いつきません。やっぱりきれいだわ・・・。

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No.45
出品者: おっくん さん
品種:琉金

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46・47
出品者: まさお さん
品種:丹頂(右)・琉金(左)

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No.48
出品者: 高取 さん
品種:キャリコ

*日差しが強く水温が高かったせいでしょうか、昼間はもっぱら水底でじっとしていた立派なキャリコ。午後、少し涼しくなったころに元気よく動き出しました。長く伸びたヒレが繊細に揺らめきます。浅葱色もきれい・・・。

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No.49
出品者: たかい さん
品種:琉金

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No.50
出品者: たかい さん
品種:頂天眼

*白い頂点眼。小さな個体だったこともあり、白メダカの目を上に向けたような、不思議な雰囲気を漂わせていました。これも暗い色の容器なら、いっそう存在が際立ったことでしょう。少しもったいないですね・・・。

さて、肝心の結果はというと・・・

優勝はNo.30、マーチャ・ロイドさんの水泡眼。インパクト強烈で、票数もぶっちぎりだったようです。2位はNo.44、おっくんさんの琉金。きれいな金魚が順当に受賞といったところ。3位はNo.7、るるーさんのピンポンパール。なるほど。そして審査員の川田洋之助氏による「川田賞」は、No.5、ミスターNさんの穂竜でした。

そのほか、会場となった東京海洋大学の学長で、金魚愛好家として有名な岡本先生選定の「岡本賞」は No.39、りょうたさんの蝶尾でした。そのほか、各特別賞としてセラパパさんの朱文金、てんまさんのバルーンオランダ(納得!)、うたおさんの雑種(さすが名人戦!)、ぴよさんの和金夫婦、銀魚などが選ばれていました。

我が家の4選手?からは、No.34、黒出目金のテルくん(当初オスだと思っていたが実はメスだったけど名前はそのまま)が、水作賞を受賞しました。昨年出場した和金(ウメ)のキョーリン賞につづいての入賞で、喜びもひとしお。

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ボカシた意味なし(笑)

暑い中頑張ってくださった主催者、実行委員のみなさん、どれも素晴らしく可愛い金魚たちを出品されたみなさん、そして会場を訪れてくださったすべてのみなさん、楽しい時間をありがとうございました。

2013年7月15日