金魚のめがね

昆虫写真家、金魚と暮らす日々。

2014年02月

ようやく

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大阪らんちゅう 孵化後約65日の稚魚

久しぶりの更新となりましたが、稚魚たちは何事もなく育っています。成長は相変わらずのスローペースですが、それでもようやく「大阪らんちゅう」と呼べそうな姿になってきました。色変わり前のこの時期にだけ見せる、金銅色の輝きがいい感じ。

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個々の魚を見ていくと、それぞれ欠点は目に付くのですが、どれも愛らしい稚魚たち。このまま健康に育ってくれることを祈るばかりです。

2014年2月25日撮影 

残らない

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大阪らんちゅう 孵化後45日目の稚魚

相変わらずゆっくりと育っている大阪らんちゅうの稚魚。それでも体長は2.5cmほどになり、大阪らんちゅうらしい太さも出てきました。

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 大阪らんちゅう 孵化後45日目の稚魚

しかし選別すると本当に残りません。250尾いた稚魚が、現在すでに30尾を切っています。サシ尾は見つけたらハネるようにしていたのですが、残したものも写真のとおりでツマミばかり。おまけに横見すると、尻ビレ(楫ビレ)が欠損している個体が結構な割合で混じっています・・・。

ちなみに1月1日に同じ組み合わせで採卵した2腹目の稚魚たちは、1次選別で残した200尾ほどが結局すべてサシ尾でした。もうすぐ3腹目もサシ、ツマミのチェックです。親魚はオスメスとも最初の2腹とは別個体(メス明2歳オス明4歳)なのですが、結果が怖いなぁ…。なお、採卵は2尾のメスで計7腹とって、ひとまず終了としました。本命のメスがまだ産卵していないので、余力を残しておきます。
 
2014年2月7日撮影 
プロフィール

尾園 暁

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