審査の様子
11月17日、以前から見学したいと思っていた、大阪らんちゅう愛好会の品評会を訪れることができました。先日のエントリーで紹介した中部ナンキンの品評会と同日、同所で開催で、午前中から訪れると両方を見ることができます。ナンキンの品評が終わり、それぞれの魚が引き上げられたあと、ずらりと並んだ洗面器に、今度は美しい大阪らんちゅうが並べられました。審査員の方々の、熱く厳しい眼差しを受ける金魚たち。
興奮のあまりたくさん撮りすぎて、どれがどれだか分からなくなってしまいましたが、親魚の部、優勝魚。いわゆる道具の揃った魚で、見応えがありました。
丸手で尾が大きく、色鮮やかな親魚。
同じ方の魚で、やはり丸さと尾の大きさにインパクトがあります。
このあたりまでが親魚だったでしょうか。記憶が曖昧ですみません・・・。
2歳魚と当歳魚の入賞魚たち。いずれも美しく、魅力ある形と色柄。この魚たちの1年後、2年後が楽しみでなりません。
池山会長 参考出品魚
愛好会の池山会長は、品評会への出品はせず、参考魚という形でご自身の魚を並べられていました。どんなに繁殖させてもなかなか出ないであろう、背は白く、腹と各ひれ、奴(エラぶた)、鼻ヒゲが赤いという、実に品のある色柄です。当然ながら体型もしっかりとしていて、見本にふさわしい魚でした。
当日、勢いで(?)、愛好会に入会したところ、会長や会員の皆さんから、実に親切に対応していただきました。僕自身、これまでにも大阪らんちゅうについては色々と調べてきたのですが、今後はよりいっそうこの金魚についての知識を深めるとともに、自分でも品評会に出せるような魚を育てていきたいものです。
2013年11月17日 愛知県豊川市 於・向坂養魚場