金魚のめがね

昆虫写真家、金魚と暮らす日々。

2013年10月

浜錦 #1

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浜錦 当歳魚

27日(日)の地金保存会イベントの帰り道、浜松に立ち寄りました。本業の撮影を終えた後、まだ時間があったので、二橋養魚場へ。浜松といえば浜錦、というわけで、品評会で上位入賞した個体など、素晴らしい浜錦を見せていただくことができました。

そして連れて帰ってきたのはこの2尾。若さあふれる当歳魚ですが、すでに肉瘤が大きく発達し、ベレー帽のようになっています。当歳でここまで頭が上がるのか・・・とビックリ。この2尾を選ぶまでにたくさんの当歳魚を見せていただきましたが、いずれも色柄、形の素晴らしいものばかりでした。以下、ずらずらと写真を並べます。

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浜錦 当歳魚

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浜錦 当歳魚

ただもう可愛らしいの一言。無事に育ってくれますように。

2013年10月29日撮影 

四尾の地金

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四尾の地金保存会 特別優秀魚指定審査会

昨日10月27日(日)は、愛知県弥富市で開催される一大金魚イベント、「金魚日本一大会」を見学すべく、前日26日に東海入り。ところがその晩、ひょんなことから、このイベントが「台風27号の影響により」 中止になっていることを知りました。ガーン。

これでは何のために高いガソリン代&高速代を払ってやってきたのか分かりません。そもそも、ホームページすら作っていないこの大会。中止の告知もイベントに関連する金魚関係の業者さんや金魚の出品者にしか知らせていないのです。知らせる方法がないのですから・・・。

それにしても、台風の影響は限定的だったうえ、前日からすっかり晴れ渡っていたのですから、中止の決定が早すぎたんじゃないでしょうか・・・と愚痴らずにはいられないこの状況。その後人づてに聞いた話では、今年はもう完全に中止で、順延などもないそうです。

夜中のホテルでがっかりしていたら、天から助けの手が。大人気の金魚ブログ、「金魚ビギナーですが、何か?」の@まつやまさんから、「明日、岡崎で四尾の地金保存会 行きましょう」のメールが。このイベントのために愛媛は松山から出てこられたと言いますから、いつもながらフットワークの軽い方です(笑)。地金魚好きとしては、一度は見ておきたいイベント。もちろん行くことにしました。

 そしてやってきた愛知県岡崎市、岡崎公園。家康公の銅像前にずらりと並ぶ白い洗面器。 白体に赤いヒレ、美しい地金がいくつも並びます。親魚、2歳魚、当歳魚の「特別優秀魚」と書かれた魚のうち、個人的に気に入った魚を撮影してきました。なお、写真はそれぞれ別個体です。

?田氏_親
親魚 1
山本氏_親
親魚 2
4三宅氏_親
親魚 3
5後関氏_親
親魚 4
6丹羽氏_親
親魚 5

まずは親魚。地金については知識も乏しく、多くを語ることはできませんが、そんな素人の目にも素晴らしい量感と体型、見事なまでに調色された、白と赤のコントラスト。泳ぎを止めた瞬間に、パッと広がる孔雀尾は優雅に咲く花のよう。

山本氏_2歳1
2歳魚 1
都築氏_2歳2
2歳魚 2
山本氏_2歳4
2歳魚 3
太田氏_2歳5
2歳魚 4
山本紅玉氏_2歳6
2歳魚 5

ついで2歳魚。親魚のような迫力こそありませんが、若々しさと均整のとれた体型、鮮やかな色合いは、これぞ地金、という感じ。

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会場の様子。

親魚、2歳魚、当歳魚で区分され、それぞれに多くの地金が出品されています。この日公園を訪れた多くの方々が、足を止めて美しい地金に見入っていました。

なお、2枚目に写っている赤いジャケットの男性こそ、日本の金魚界を縦横無尽に駆け回る金魚ブロガー、@まつやまさんです。黙々と金魚を撮影される姿に、すっかり気圧されてしまいました。やはり気合の入り方が違います。

黒柳氏_当歳1
当歳魚 1

大橋氏_当歳2
当歳魚 2
寺田氏_当歳3
当歳魚 3

最後は当歳魚を。体は小さいですが、体型、尾型ともに素晴らしく、調色もしっかり決まっています。この魚の1年後、2年後の姿を見たいと思わせる、若さあふれる元気な魚たち。

関東の金魚屋さん、ペットショップなどでも最近は地金を見かけるようになってきましたが、今回見た本場の地金たちは、それとは比べものにならない存在感、美しさ、活発さを持っていました。地金に興味のある方なら、一度はこの会を訪れ、「本物の地金」を見ておくことをお勧めします。いやぁ、いい体験でした。このイベントを教えてくださった@まつやまさんに感謝です。

2013年10月27日 四尾の地金保存会 特別優秀魚指定審査会

とある雑貨店にて

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輸入雑貨を扱うお店で見つけた、金魚の置物。モデルはオランダシシガシラ系の金魚です。ぱっと見た瞬間に目を引く、美しい仕上がりと抜群の存在感。

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上見でもこの通り。長手ながら量感のある胴、美しく広がったヒレ。そして躍動感のあるポーズ。

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その造形は、細部に至るまで手抜きがありません。本物の金魚から型をとったのではないかと思うほど。実に緻密で滑らかな仕上がり。そしてまた愛らしい表情を捉えています。 デザイナー、製作者は金魚好きに違いない!と勝手に妄想。

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そしてこの大きさ。ずっしりと両手に重みが伝わってきます。

実はこれ、ただの置物ではありません。ヒントは背びれから突き出たヒモのようなもの。

そう、実はキャンドル(ロウソク)なのです。もったいなくてとても使えませんが、非常時には灯が長持ちするロウソクとして重宝しそう。しかし見れば見るほどよく出来ています。輸入雑貨のお店は金魚スポットとしても侮れません。

2013年10月25日 横浜市にて

パールスケール #1

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パールスケール ( キャリコ高頭パール♂ x 穂竜♀ or 竜眼浜錦♀ )

5月のこと。小さな金魚鉢で飼育していた穂竜、そして竜眼浜錦が立て続けに卵をこぼしました。捨てるのはもったいないから何とか仔をとりたい・・・しかし我が家にはそれらのオスがいません。何かいなかったっけ・・・と考えて、別の水槽にいて、追星も出ていたキャリコの高頭パールに参戦願いました。同じパール鱗の品種だからという単純な理由です。

メスが小さな個体だったこともあり、もうあまり卵が残っていませんでしたが、それでも数十卵は採れ、20尾弱が無事に育ちました。最近になって10尾ほど里子に出し、現在残っているのはこの6尾を含む7~8尾。

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パールスケール ( キャリコ高頭パール♂ x 穂竜♀ or 竜眼浜錦♀ )

いちばん大きく育っている、モザイク透明鱗の更紗。もちろんパール鱗ですがあまり目立ちません。

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パールスケール ( キャリコ高頭パール♂ x 穂竜♀ or 竜眼浜錦♀ )

フナ色のパール鱗個体もいます。褪色するのか、穂竜のようにこのままなのか。

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パールスケール ( キャリコ高頭パール♂ x 穂竜♀ or 竜眼浜錦♀ )

モザイク透明鱗の更紗、かつフナ尾の個体。ちょうちんパールと呼ばれるタイプですね。

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パールスケール ( キャリコ高頭パール♂ x 穂竜♀ or 竜眼浜錦♀ )

これもモザイク透明鱗の更紗ですが、赤がちの個体。これは横見の方がきれいでしょう。

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パールスケール ( キャリコ高頭パール♂ x 穂竜♀ or 竜眼浜錦♀ )

フナ色のちょうちんパール。尾が妙に長くて優雅。左のエラ蓋が欠けていますが、これは生まれつき。この兄弟魚にはこのようなエラ欠けがよく出ました。

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パールスケール ( キャリコ高頭パール♂ x 穂竜♀ or 竜眼浜錦♀ )

普通鱗の素赤。これで肉瘤が発達すれば、浜錦のようになりそうです。

いずれも母魚は出目の品種なのですが、これらの子どもたちは出目になりませんでした。それは出目が劣性の遺伝形質だからです。したがって、これらの仔魚同士を交配すると、そのまた仔魚には、出目の個体が一定の割合で出てくるでしょう。それもまた可愛いだろうなあと、早くもそんな妄想を膨らませているのです・・・。


2013年10月16日撮影

変わり竜 #2

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変わり竜

6月に横浜の長竹金魚園さんから、小さな当歳魚を連れ帰ってきた変わり竜。当時はこんな姿でした。あれから約4か月。

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変わり竜 

現在は2尾だけになってしまいましたが、丸く元気に育っています。左の個体は目の出方が弱いものの、当初の白い体からは想像もできないような色柄になり、楽しませてくれています。一方で、右側の個体は、幼魚時からほとんど変化なし。背に浅葱が出てきそうな気配はあったのですが、尾の付け根が赤くなった程度でした。ベランダに置いた睡蓮鉢での飼育なので、これからもあまり大きくなりそうにありませんが、小さくても愛らしい金魚たちです。

2013年10月16日撮影 
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