タイトルの通り、池袋のサンシャイン水族館において、金魚絵師として活躍されている深堀隆介(ふかほりりゅうすけ氏の作品を様々な形で展示するイベントが行われていると聞き、苦手な人ごみをかき分けつつ行ってきました。水族館へ着くまでの通路には、こんな看板やのぼりがいっぱい。気分が盛り上がってきます。ちょっと意外でしたが、深堀氏の作品と、生きた金魚のコラボレーションはこれがはじめてだそうです。
写真は携帯電話で撮影したものなので、画質などがひまひとつですが、ご容赦を。
そして受付。水族館やプラネタリウムなどの利用者は、300円で観覧することができます(本展のみの入場は不可とのこと)。さて、ここからは展示をずらずらと。撮影禁止のものもありましたので、そこは省いてあります。
この中を実際に金魚が泳いでいました。不思議な世界・・・
上見での展示。土佐錦魚、水泡眼、黒出目金が鉢(瓶)に入れて展示されています。
そしてここからが深堀氏の代表的な作品群、さまざまな器に、樹脂と絵の具を交互に重ねて作り上げられた立体的な金魚たちが泳いでいるのですが、撮影はNG。素敵な作品は、会場へ足を運んでご覧ください。
どういう基準で選ばれたのかはよく分かりませんが、これらの金魚たちが1尾ずつ、金魚鉢で泳いでいました。
つぎに金魚の描かれた大きな暖簾をくぐると・・・
白い壁で丸く囲まれた、不思議な空間に。中央にはこんな池?があって、たくさんの小赤が泳いでいました。周りの壁には深堀氏の描いた金魚たちと、金魚への質問?が書いてあります。
なぜ可愛いの? これにつきますね・・・。
壁に埋め込まれた大型水槽で群泳する江戸錦。
この赤い壁、よく見ると鱗の模様が描いてあって、全体が金魚のイメージのようです。埋め込まれた水槽には、この4品種。
壁一面使って作られた、大きな系統図。よく見ると・・・
ところどころ、生きた金魚が展示されていました。どうせなら全部これでやってほしかったと思いますが、いろいろ制約もあるのでしょうね。
個人的に一番面白かったのはこれかな。頂天眼の絵が2つ並んでいるのですが、その目玉を覗き込むと…
中が水槽になっていて、本物の頂天眼がたくさんおよいでいるという仕掛け。しかもよく見ると、普通の頂天眼よりも頂天花房が多いという、ニクイ演出です。これだけの頂天花房、どうやって集めたのか聞いてみたい(笑)
あとはかなり大きなジャンボオランダが数尾泳ぐ水槽や、来場者が金魚の入った水槽越しに記念撮影できる場所がありました。規模は大きくないものの、深堀作品のファンはもちろん、金魚愛好家も十分楽しめる展示になっていると思います。夏休み、池袋までちょっと足をのばしてみてはいかがでしょうか。
開催期間など、詳細はこちらをご覧ください。
http://www.sunshinecity.co.jp/event/e155.html
そして最後に、自分へのお土産。サンシャイン水族館限定の、深堀氏のイラストが入ったiPhone5ケース。なんだか使うのがもったいない(笑)