金魚のめがね

昆虫写真家、金魚と暮らす日々。

年の最後も

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大阪らんちゅう 稚魚 孵化後8日目

年の最後も小さな小さな金魚の写真で。孵化後、8日目を迎えた大阪らんちゅうの稚魚。元気に育っています。写真で稚魚の周囲に見えるのは、餌として与えているブラインシュリンプの幼生。そして稚魚の腹部には、食べたブラインシュリンプが透けて見えています。

金魚の飼育熱が高じ、今年4月にはじめたこの金魚ブログ。なかなか更新できない時期もありましたが、こうしてなんとか年末にも記事を書くことができ、ほっとしています。来年はこの稚魚たちの飼育記録も含め、もう少し頻度を上げて更新してく予定です。

2013年、このブログを見てくださった方、コメントをくださった皆さまに、心からお礼申し上げます。そしてまた、2014年も引き続きよろしくお願いいたします。

2013年12月31日

 

遊泳、はじまる

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大阪らんちゅう 稚魚 孵化4日目

22日から23日にかけて孵化した大阪らんちゅうの稚魚。孵化4日目の今日になって、水底や水槽のガラス面を離れ、 泳ぎ始める個体が出てきました。朝のうちはほんの数尾だったのですが、夜になると全体の3割くらいが時に漂うように、時にピッピッと跳ねるように泳いでいます。目を引くのは金色に輝く目と、体の中の浮き袋。写真に目を凝らせば、うっすらと尾ヒレなども見えていますが、肉眼ではまだまだ無理。なにせ現在の体長はわずか4mmほど。

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 大阪らんちゅう 稚魚 孵化4日目

よく見ると、孵化直後にはあった卵黄の部分が吸収されてなくなり、体型もいくぶん変わっているように見えます。透き通ってはいますが口の構造なども見え、少し魚らしくなってきたようです。 

いよいよ明日は餌付けの開始。楽しいけれど手のかかる日々が始まります。

2013年12月27日撮影

小さな親魚

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大阪らんちゅう メス 当歳魚('13 4/6産まれ)

昨日の卵や稚魚の母親はこの魚です。体長約6cm(全長約7cm)。4月10日の記事(こちら)に掲載した針仔が育ったもの。写真に写っていた針仔の中の1尾かもしれません。卵から育てた魚が約8か月で産卵するまでに至ったわけですから、感慨深いものがあります。

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大阪らんちゅう オス 当歳魚 ('13 4/6産まれ)

そして同じ針仔の中から育ったオスを父親に。こちらも体長約6cm(全長約7cm)。色が薄めなのは、室内飼育のせいかもしれません。やや細身なのが気になりますが、いまのところヒレの先まで赤いので、親に使うにはよいだろうと参戦させました。

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 大阪らんちゅう オス 当歳魚 ('13 4/6産まれ)

受精に使ったオスはもう1尾。これも上の魚たちと兄弟姉妹ですが、少し大きくて、体長約6.5cm(全長約8cm)白がちなので、親に使うことはためらいがありましたが、ヒレは最近になって赤い部分が増えていること、体型は兄弟魚のなかでもよい方なので、この個体を。

昨日孵化した稚魚を水槽に移しがてら数えてみると、約250尾いました。その中からほんの少しでも、この小さな親魚たちを上回る形質を持った魚が産まれてほしいものです。

2013年12月24日撮影 

この時期に

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大阪らんちゅう 孵化間近の卵

12月18日、大阪らんちゅうが産卵しました。室内で加温飼育(20℃)している個体で、今年4月6日生まれの当歳魚です。 ずっと過密気味で飼っていたので、まだ全長7cmほどしかないのですが、当日は朝から追尾していたので、追われていたメスを洗面器に上げてみると、ポロポロと卵をこぼしました。オスも追星がしっかり出ているものが3尾いたので、人工受精させてみると、ちゃんと発眼し、成長が確認できました。受精率も高く、90%以上だったようです。ただし親魚が小さいだけに卵は少なく、多く見積もっても200個ほど。

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大阪らんちゅう 孵化直後の稚魚と卵

そして昨日(22日)から孵化がはじまり、23日の今の時点でほぼ全ての卵が孵化しました。

若い魚を親に使うと不整魚(奇形など)が多いと言われていますが、まだその判断はできません。まさかこの時期に・・・とは思いましたが、この稚魚たちをのんびり見守っていきたいと思います。この稚魚たちの親の写真は明日あたりに。

2013年12月22日撮影

大阪らんちゅう愛好会 品評会へ

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審査の様子

11月17日、以前から見学したいと思っていた、大阪らんちゅう愛好会の品評会を訪れることができました。先日のエントリーで紹介した中部ナンキンの品評会と同日、同所で開催で、午前中から訪れると両方を見ることができます。ナンキンの品評が終わり、それぞれの魚が引き上げられたあと、ずらりと並んだ洗面器に、今度は美しい大阪らんちゅうが並べられました。審査員の方々の、熱く厳しい眼差しを受ける金魚たち。

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興奮のあまりたくさん撮りすぎて、どれがどれだか分からなくなってしまいましたが、親魚の部、優勝魚。いわゆる道具の揃った魚で、見応えがありました。

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丸手で尾が大きく、色鮮やかな親魚。

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同じ方の魚で、やはり丸さと尾の大きさにインパクトがあります。


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このあたりまでが親魚だったでしょうか。記憶が曖昧ですみません・・・。
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2歳魚と当歳魚の入賞魚たち。いずれも美しく、魅力ある形と色柄。この魚たちの1年後、2年後が楽しみでなりません。

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池山会長 参考出品魚

愛好会の池山会長は、品評会への出品はせず、参考魚という形でご自身の魚を並べられていました。どんなに繁殖させてもなかなか出ないであろう、背は白く、腹と各ひれ、奴(エラぶた)、鼻ヒゲが赤いという、実に品のある色柄です。当然ながら体型もしっかりとしていて、見本にふさわしい魚でした。

当日、勢いで(?)、愛好会に入会したところ、会長や会員の皆さんから、実に親切に対応していただきました。僕自身、これまでにも大阪らんちゅうについては色々と調べてきたのですが、今後はよりいっそうこの金魚についての知識を深めるとともに、自分でも品評会に出せるような魚を育てていきたいものです。

2013年11月17日 愛知県豊川市 於・向坂養魚場 
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